進学塾サインワン

前回「ミスの重要性」を書きました。
ミスは誰にとっても欠かすことができないものですが、
「ミスのさせ方」はお子さんの性格などによって注意が必要です。

お友達の前でミスをすることが平気なお子さんもいれば、恥ずかしくてたまらない子もいます(moon troubled)
得意科目ならば積極的になれても、苦手意識の強い科目の場合には萎縮してしまう、なんてことはよくあります。
ただ、「恥ずかしがりやさ...

「〇〇したらラッキー」


「誤答（ミス）」は悪いもの、避けたいものというイメージが強すぎる生徒は成績が伸びづらい傾向があります(moon troubled)
誤答を恐れ発言できなかったり、初めから模範解答に頼ってしまったり、チャレンジをしないのですから実力はつきません。
そもそも「できないことをできるようにしていく」ことが勉強の目的ですから、どんなことでも最初のうちはできなくて当然です。
な...

いよいよ新年度、全生徒・学生にとって新しいスタートです(pink flower)

「春」の語源は「張る」や「晴る」などだそうです。
子どもたちには胸を張って、心晴れやかに良いスタートを切ってもらいたいですね(cony smile)

この「春」の雰囲気をうまく利用して、お子さんと何か「新たな約束」をしてみてください。
このタイミングの子どもたちはかなり前向きです(moon big smile...

【絶対やらせないで！間違った漢字練習の仕方】

(warning)何度も繰り返し書く(warning)

えっ～！という声が聞こえてきそうですが、「何度も繰り返し書く」という練習方法のせいで漢字が苦手になってしまったのかもしれません(moon unwell)

単純作業はつらい、頑張ってもなかなか覚えられない・・・
自分には才能がないのではないか？勉強なんてつまらない・・・

「何度も繰り返し...

明日やろうはバカ野郎(shocked face)

現学年が終わろうとしている３月中旬、目の前に大きなテストなどもないのでなかなか集中して勉強しづらい時期です。
「春休みになったら気持ちを入れ替えて勉強するから～」なんて先延ばしする「やらない言い訳」があちこちから聞こえてきます。

明日やろうはバカ野郎(!)

ちょっと休みたい気持ちはわかるのですが、やるべきことを先延ばししていいことなど一つ...

先週３月１日に公立高校の合格発表がありました。

最後の最後まで努力を重ねてきた中学３年生に心から敬意を表します。
結果に一喜一憂することなく、最後まで走り続けたことを誇りに持ってもらいたいものです。


試験ですから、残酷にも合否という結果がが出てしまいます。しかし、子どもたちの人生において高校入試の結果は全てではなく、ゴールでもありません。

これまで数百人の卒業生を見てきて確信できること...


(!)緊急(!)

本日は埼玉県公立高校の入試日でした。
中学３年生の保護者の方はお疲れさまでした！
合格発表の日までは落ち着けませんが、あとは待つのみ。
お子さんに労いの言葉をかけてあげてください(cony smile)

ここからが本題です(!!!)

入試問題作成者は受験生だけをターゲットに作問しているわけではありません。
いや、むしろ中学２年生以下の今後の受験生への「メッセージ」とし...


保護者面談の中心話題の一つが「志望校」についてです。
目標が明確なほうが勉強しやすいので「なるべく早めに志望校を考えましょう」とアドバイスをさせていただくのですが、中２以下で志望校が明確になっている生徒はほとんどいません(cony distressed)

志望校がない勉強は「目的地のない旅」のようなものです。
ふらふら～ふらふら～勉強しているので、成績が伸びなかったり、モチベーションも上が...

「長文」に対応するための家庭習慣

小学生でも中学生でも、国語だけでなくすべての科目において「しっかり読む」ことがとても重要になってきています。
しっかり読めなければ数学や理科であっても高得点は狙えません。
「読む」ことはすべての科目の基礎です(cony big smile)

では、「読める生徒」と「読めない生徒」の違いは何でしょうか(?)
両者を比較して最も気になるのが
「言葉の知識＝語彙...

先日大学入試共通テストが行われました。
今年の一番のトピックは英語の「リーディング」です。

英語の「リーディング」（100点満点）の平均点は51.5点。
昨年、共通テスト開始以来最も低い平均点（53.8点）でしたが、
それをさらに下回り過去最低を更新しました(moon troubled)

昨年よりも英文の量が500語増え、センター試験の最後の年（2020年）よりも1.8倍の増量。
特に後半...

今年最後の「はじめどき」です。
締めくくりなので「勉強において最も重要なこと」を書きたいと思います。

この時期の受験生や保護者の方からの質問で多いのが

「過去問は何回繰り返せば良いか？？」

当然、生徒の学習状況や受験までの残り日数などなど様々な要素が絡み合いますので一概には言えないのですが、「３回はやりましょう！」と返答することが多いです。


問題集に取り組んで
「〇だった」→「大丈夫...

2学期が終わりました。通知表はいかがでしたか(?)
様々な感想があると思いますが、通知表を「評価」ととらえるだけではもったいないです。

通知表は【先生からのメッセージ】です。
そのメッセージを正しく受け取り、参考にすることで、成長につながります。
気になる項目があればお子さんと確認し、3学期の目標にすると良いと思います(happy face)

特にすべての科目の「主体的に学習に取り組む態度...

冬休みのおすすめ勉強法(thumbs up)

冬休みは短いですので、あれもこれもと欲張りすぎると結局何も身につかなかった！なんてことになってしまいます。
冬休みに特におすすめな勉強は「超集中」です。科目も集中、単元も集中して取り組むことで、完璧を目指します(cony big smile)

例えば中1の数学を例に説明します。
おススメ単元は、「比例・反比例」です。
冬休み中にこの単元に特化し...

仕事柄、書店に行くと必ず「参考書・問題集」のコーナーには立ち寄ります。
12月・1月は受験用の問題集のほかに目立つのが「５科目総まとめ」のような問題集です(open book)

わが子の今年のこれまでの成績を振り返ってみたときに「何か勉強させなきゃ！」と慌てた保護者が購入したり、「クリスマスプレゼントを無事に手に入れるためには少しはやる気をアピールしなければ！」と小中学生がゲーム購入の隠れ蓑...

最近の高校入試や大学入試問題はお母さん世代が受験したころとは大きく変化しています。
大きな変化の一つが「情報処理能力で差がつく」問題になったことです(bar graph)
かつての受験は「知識の量」が重要でしたが、ここ最近の入試は知識だけでは乗り切れず、「情報処理能力」が超重要です。
この傾向は今後も続きます。

情報処理能力を高めることは将来の受験に役立つことはもちろん、なにごとも効率よくこ...

「勉強しなさい！」よりも何倍も効果が上がるお子様との接し方

私は日本史が得意科目の一つでしたが、
得意になれたのは小学生時代の「ある経験」のおかげです。

その経験が歴史に興味を持たせ、私を歴史好きにしました。

その経験とは「上野の国立博物館で行われた正倉院宝物展」(school)

小４だったと思います。母に頼んで連れて行ってもらいました。
寒さの中、３時間ほど並んでようやく入れた展示室...


まだまだ先のことと感じるかもしれませんが、お子さんの進級・進学まで５か月ほどです。
小６のお子さんであれば５か月後には中学１年生です。
この「５か月前」は何かの準備を進めていくのに絶好のタイミングです。

なぜ「５か月前」なのか？

「習慣」が定着するのにはおよそ２か月、
「学習成果」が現れるのにはおよそ３か月はかかると言われています。

ですから、４月のスタート時に良い状態を作ろうと思えば...

はじめ先生のはじめどき(D)
シリーズ「英語格差」が恐ろしい④

小学生の英検受験者数が年々増加しています。
2019年は年間で約41万人の小学生が英検を受験していたのが、
昨年の2022年には約52万人と10万人以上も増加(!)
英語学習の本格スタートの低年齢化がくっきりと数字に現れてています。
小学生から英検に取り組むメリットを感じて行動に移しているご家庭がどんどん増え、それに伴い中学生の...

はじめ先生のはじめどき(B)
シリーズ「英語格差」が恐ろしい②

数年前までの教科書は、中1の授業で初めて英語を学ぶ子もイチから教えてもらえる教科書でした。
しかし、前回の教科書改訂で、その内容が大きく変わりました。
現在の中1の教科書は、基礎的な単語や英文法は「小学校で習得してきた前提」で作られています。

例えば単語数。
小学生のうちに習得しておくことが期待される単語数は…

その数…なん...

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