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アスペン、ベイル、ブリッケンリッジ、キーストン… 雪を愛好する者ならば、一度は耳にしたことがある有名リゾートが軒を連ねるロッキー山脈。その麓、1600mという高地にあるコロラド州の州都デンバーはスノービジネスの中心地だ。毎年催されるスノーアイテムの新作展示会SIAには世界中から多くのメーカーとバイヤーが訪れ、ヨーロッパのISPOと並び世界のスノービジネスをリードする。それほどまでにスノーカルチャーが色濃い場所で、ICELANTICアイスランティックは生まれ育った。 ベン・アンダーソン、アナリーサ・ラヴリー、トラビス・パーの三人でスタートしたICELANTICは「Return To Nature」と「地元愛」をテーマに、13年目を迎える。 ICELANTICでまず目に付くのはそのグラフィックだろう。 初年度から全てのグラフィックはアーティスト トラビス・パーの作品だ。彼は絵画だけにとどまらず、CGやあらゆる素材を用いた立体アートなど、さまざまな表現を駆使し唯一無二の世界観を作り上げている。 ICELANTICの「地元愛」はスキー板にコロラド州旗を刻む事からも見て取れる。 最高の品質の追求だけでなく、地元経済への貢献、そして職人たちと彼らのスキルに敬意を表するため Made in the USA にこだわり続けている。 ICELANTICはすべての板が「どこにでも繰り出せる。冒険できる。」 フリーライド、オールマウンテン、バックカントリーという分類はしてあるが、広大なロッキー山脈、そして世界中の山々を冒険するために、ただ一つの能力に完全に特化することはない。 「パウダーの中は楽しいがゲレンデに戻るとつまらない」「パークの中だけでしか楽しくない」という板はICELANTICには存在しない。 Return To Nature…自然に戻ろう。そのコンセプトと共に更なる進化を、新たにここ日本で告げる。

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